マニュアル/注意事項

中央実験室の一般的利用ルール

中央実験室は、当研究所内に於ける共同利用の場所ですから、これを利用する人は以下の申し合わせを守って互いに迷惑をかけることのないよう心掛けて下さい。

  • 利用時間について

    中央実験室の利用時間は、原則として制限がありません。ただし、係員の勤務時間外は、初心者だけで利用することを禁止します。また、微研・IFReCに所属していない人は共同研究者等を除き原則として中央実験室を利用できません。
  • 一般的な機器の使用について

    中央実験室に備えてある機器を利用する人は、必ず予約してから使って下さい。機器の操作に習熟していない人は、必ず熟練者と一緒にするか、または、予め係員に申し出て、指示に従って下さい。使用後は、所定の方式に従って機器および付属品の清掃と整頓を行い、次の使用者の便を計って下さい。万一、運転中に事故が発生した場合や、機器・付属品に故障、破損などを見つけた場合には、直ちに係員に申し出て下さい。
    消耗品は、原則として使用者各自が持参して下さい。
  • 超遠心機の使用について

    超遠心機の使用については、特に、大事故につながる可能性があるため、始めて使用する時は、必ず熟練者についてもらって下さい。また、別に、使用上の注意事項をまとめたので、それをよく読んでから使用するようにして下さい。
  • 液体窒素保存容器の使用について

    液体窒素保存容器を利用する時は、各分野の使用責任者の指示に従って下さい。また、液体窒素を実験等に使用する時は、容器を持参し、各自で汲み出して下さい。
  • その他の注意事項

    付属品や使用説明書等を中央実験室より持ち出す時は、必ず係員に申し出て下さい。また、持ち出した使用説明書は、必ずその日のうちに返却して下さい。中央実験室に設置しているパソコン内のソフトは、勝手に変更などしないようにして下さい。使用した試薬や試料などは、実験台、床面、遠心機内などにこぼさないよう心掛けて下さい。万一、こぼれた場合は直ちに拭き取って下さい。中央実験室内においては、飲食・喫煙は禁止です。

超遠心機の使用についての注意事項

使用上の注意(PDF)をダウンロード

  • 超遠心機およびローターの使用予約は必ず行う。
  • 超遠心機の取り扱いに習熟していない人は、必ず熟練者と一緒に使用する。
  • 試料の出し入れは、必ずチャンバーの外で確実に行う。
  • バランスを確実にとること。特に、ローターにセットする時は対称であることを再度確認する。
  • ローターを回転軸にセットする時は、必ず完全にセットされたことを確認する。また、冷やしたローターを使用する時は水滴を拭き取ってセットする。
  • スイングローターを使用する時は、必ずバケットがヒンジピンにかかっていることを確認する。試料の本数にかかわらずバケットは6本すべて使用する。使用後バケットは速やかに返却する。
  • バーティカルローターのキャップを締める時は、必ず備え付けの工具を利用し、確実に行う。初めての場合は、一人でせずに熟練者と一緒にする。
  • スタート後、設定回転数に達するまで監視する。
  • 異常な振動音を感じたら、すぐにストップボタンを押して、係員に連絡する。
  • 遠心終了後、必ずローターを水洗し、乾燥させて所定の場所に返却する。
  • 超遠心機本体の上に物を置かないようにする。
  • CsCl溶液など、溶液の比重が1.2以上ある時は、使用するローターの最高回転数を1?2割下げる。
  • 使用後どんな小さな事でも気が付いたことは、必ず係員に連絡する。
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